1 litter days

訥々

固定観念

結局座談会に参加した内定者の方が、当社に入社してくれたと連絡をくれてほっとした。
女性の方がやはり家庭との両立みたいな話をしてきたとき、解を考えていた。会社の制度はある程度整っているから、あとは家庭で配偶者との協力関係が大事だよ、ということだった。でも、文脈で、会社の制度についてはサラッとあとは家庭みたいな話をしっかりしてしまったから、十分に話せた気がしない。
けれど、その女性の方も、何故か「子供が生まれたら時短すべき」という考えがあって、びっくりしたな。なぜ時短すべきか?時短は女性のほうがすべきなのか?それは家庭それぞれでは?ということなのだが。私も自分が子供を持たなければ、またtwitterでワーママの方々の意見を見なければ、そして以前女性活躍で会社の選んだ講師の発言を思い出さなければ、そう思っていただろう。特に講師の方の意見というのは数年前に受けたのだけれど、いまだに思い出せる。その方は出産後すぐに仕事復帰した方だった。出産後体の負荷はなかったのか、育休を数か月とらなくてよいのか、子供は保育園に預けて自ら育てなくてよいのか。周りから言われる否定的な言葉を、いつの間にかそれが社会通念、「そうして当然のこと」ととらえて、出産後は育児もあるので数か月~1年以上は休むべき、と考えていた自分の考えを、気づかせてくれたものだった。「育休取らなくて大丈夫なんですか?と聞かれることがありますが、働きたいのであれば、保育園に預けて働いてよいのです。育休をいくらとらなければならない、という義務はないと思いますよ」というようなことを言っていた。そこで、気づきがあった。この「とってよい」という権利を「とらなくてはいけない」という義務へと変換して認識していたのだ。
このように気づかせてくれた女性の言葉を私が思い出したように、いつかこの女性の方も、家庭は一緒に運営していくもので時短したければしてよいし、自分だけが負担に感じる必要はないのだと気づいて&思い出してくれればよいなと思う。

なんか、ここ数か月は本当に夫と子供と、同じ課の2名くらいしか喋ってないから、十名くらいと会って非常に頭を使いました。笑